観光案内 関東地方 茨城
茨城 観光スポット
【県北地区(大子町、常陸太田市)】
●袋田の滝(大子町)
那智の滝(和歌山県)、華厳の滝(栃木県)と並び日本三大瀑布の一つに数えられる。高さ120m、幅73mの大きさを誇り、4段にわたって岸壁を落下していく様子から、別名四度の滝とも呼ばれている。新緑の春、紅葉の秋は特に見ごろで、水しぶきも景色を反射し色づく。また、冬の凍結した氷瀑も趣がある。
●竜神大吊橋(常陸太田市)
長さが375mあり、歩行者専用としては日本有数の吊橋。竜神ダムの湖面からの高さは約100mで、竜神峡やダムの眺望もさることながら、周辺の山が四季折々に色付く様子がダムの湖面に映るのも見ごろ。
【県央地区(水戸市、笠間市)】
●偕楽園(水戸市)
水戸藩第9代藩主水戸斉昭が天保13年(1842)開設した。創設者の斉昭により、”民と偕(とも)に楽しむ”の意味を込め命名された。金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに、日本三名園の一つに数えられ、名物の梅は園内におよそ3000株あり、2月末から3月にかけての「梅まつり」の季節は多くの人で賑わう。
●笠間稲荷神社(笠間市)
年間300万人以上が五穀豊穣、商売繁盛を願い参拝に訪れる。江戸末期に造られた総ケヤキ造りの本殿には当時の名工による精巧な彫刻が施され、境内には樹齢400年といわれるみごとな八重藤がある。秋には菊祭が開かれる。
【鹿行地区(鹿嶋市、潮来市)】
●鹿島神宮(鹿嶋市)
東国三大社の一つである鹿島神宮は古く神武天皇の時代に創建され、奈良時代より武神として信仰を集めている。境内には朱色の桜門、徳川二代将軍秀忠が建立した社殿があり、源頼朝が奉納したといわれている梅竹蒔絵鞍などの秘宝が宝物殿で見られる。
●水郷潮来(潮来市)
潮来では、毎年5月末より6月最終日曜日まであやめ祭りが行われる。500種約100万株のアヤマやカキツバタが、初夏の訪れとともに町中を紫、白色などで包む。期間中は全国の花菖蒲展示会が行われるほか、潮来花嫁の舟下りや帆曳船の特別運航がある。女船頭による十二橋めぐり遊覧船も運航されている。
【県南地区(かすみがうら市、つくば市、牛久市、他)】
●霞ヶ浦(かすみがうら市、他)
周囲136km、面積167.6ku。湖としては、日本第二の広さを誇り、観光帆曳船は霞ヶ浦の夏の風物詩となっている。
●筑波山(つくば市、石岡市、桜川市)
標高は876mにすぎないが、優美な山容で「西の富士、東の筑波」と富士山と並び称される関東の名山。山肌の色が朝から夕にかけて、藍、緑、紫と表情を変えることから「紫峰」とも呼ばれる。山の中腹にある筑波山神社にイザナギ・イザナミの男女二神が祀られ、古くから信仰、遊楽の山として親しまれてきた。ガマ石や弁慶七戻などの巨岩奇石がある。
●シャトーカミヤ(牛久市)
日本初のワイン醸造場として明治36年(1903)に建てられた。創業当時のワイン樽や機械類が置かれ、ワインの歴史を調べる資料館や、貯蔵庫の趣のあるたたずまいを生かしたレストラン、ガーデンバーベキューなどが楽しめる。
【県西地区(結城市)】
●結城市伝統工芸館(結城市)
結城市を代表する伝統工芸品、結城紬について紹介している伝統工芸館。紬織りの実演を見学できるほか、昔ながらの手織りを体験することもできる。